圧倒的な没入感!静かな世界へ入り込む【しずかなおはなし】
しずかなおはなし
サムイル・マルシャーク・文/ウラジミル・レーベデフ・絵
内田莉莎子・訳
はりねずみのお父さん、お母さん、子どもの家族3匹が、真夜中の森で散歩に出かけます。辺りは静まりかえりみんな眠っていますが、2匹のおおかみたちは目を覚ましていました。
おおかみたちははりねずみを見つけ、捕まえようとしますが、はりねずみがはりを逆立てるので捕まえられません。
そのとき遠くに鉄砲の音が聞こえ、、
序盤の文章を読むだけで、暗い森の中をこそこそと3匹のはりねずみが動く静かな情景が浮かび、物語に急に入り込むような感覚があります。
お話はかなりシンプルといいますか、ページ数自体も少なく、特に盛り上がったりするような場面もなく。笑
物語に激しい起伏がないのですが、なぜだか妙に引き込まれる魅力のある絵本です。
暗闇の中での張り詰めた静かな攻防から、はりねずみたちの平穏が戻るまで、
自然界で生きる動物のリアルさを感じるせいなのかもと思いました。
そ〜っと静かに読むと、心が凪ぐ絵本です^ ^
(読み聞かせは寝る前がおすすめです😂)
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気になりましたらぜひ読んでみてください♪